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第1回中学校キャリア講演会

6月12日(水) 6限 第1回中学校キャリア講演会

タイトル:「オペラ歌手の仕事」~好きなことを追求する面白さ~
講演者:田中樹里氏


6月12日(水)の6限にオペラ歌手で、現在、目白大学客員研究員でもある田中樹里さんをお迎えして,「オペラ歌手の仕事」~好きなことを追求する面白さ~というタイトルで講演会を行いました。
講演会では、はじめに、田中さんがオペラ歌手になるまでの道のりをお話頂きました。プロの音楽家になるためには、幼少時から英才教育を受けているようなイメージがありましたが、田中さんは中学生までは音楽ではなく、それ以外の様々な習い事をしていたそうです。転機が訪れたのは、高校生の時。運動会の校歌斉唱で全校生徒の前で指揮をした際に、先生から褒められたのがきっかけだったそうです。短期大学、大学、海外に留学をし、声楽(オペラ)の勉強をされた時のお話もたくさん伺うことができました。
次に、オペラというものはどういうものなのかを紹介して頂きました。実際にオペラを聴かせて頂けるとのことで、まずは歌詞の意味を確認しました。実際に聴いて、話す声と歌う声は全く違いました。オペラはマイクは使わないということでしたが、声量はすごく、高音もとてもよく響いていました。オペラ歌手は体がしっかりと完成することで声量や美しい表現をすることができるそうです。オペラを聴くという貴重な経験ができました。
最後に、田中さんから「今の自分があるのは、幼少期から多くの習い事をさせてくれていた両親、学校生活においても様々な経験をさせてくれた先生のおかげだと思います。生徒のみなさんも今から多くのことに興味を持ち、悔いのないように取り組んでほしいと思います。また、常に、自分を支えてくれるすべての人への感謝の気持ちを忘れないでほしいです。」というメッセージを頂きました。