一 通常会員
イ 母校卒業生
ロ 母校に在籍したるものにして常任理事会の承認したもの
一 特別会員
母校の教職員及び在職した教職員
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同窓会の歩み
創立から現在までの歩み
昭和32年9月、第1回創立総会が開催され、目白学園同窓会が発足しました。(昭和34年4月に発行された同窓会名簿前書き「同窓会の皆様へ」による)
当時の会則には、次のように記されています。
この会則の母校とは、「目白商業学校」「目白女子商業学校」「桐ヶ丘中学校」「目白学園高等学校」、さらに姉妹校である「延岡実践女学校」も含んだものでした。同窓会の発足時にはすでに目白学園は女子校の時代で、「目白商業学校(男子校)」「目白女子商業学校」「桐ヶ丘中学校」「延岡実践女学校」の4校はありませんでした。
発足当時、同窓会員の中心的な役割を担っていたのは、目白商業学校の男性会員でした。男子校から女子校に転換したことから、母校への喪失感が強くあったようです。しかし、開校期間が短かった桐ヶ丘中学校や、宮崎県延岡の地で学んだ延岡実践女学校の卒業生に対しても思いを馳せ、同窓生として連帯感を持っていたことを感慨深く思います。その連帯感は、今もなお目白の同窓生に受け継がれております。
特筆すべきことでは、目白商業高等学校男性卒業生独自の活動として、昭和45年より「目白学園同窓生の消息」というB5判の独自の消息誌を作っておりました。これは、目白商業高等学校の同窓生からの近況や消息が判明した方の人数などが事細かく書かれております。
編集責任者も、中島善三さん(昭和17年卒業)山口弥さん(昭和17年卒業)古川竜雄さん(昭和20年卒業)と、3代に渡り、平成25年までの間、目白商業の同窓会としての独自の歴史を作られました。
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同窓会長は、第2代まで男性会員が務めましたが、女性会員が増加した昭和41年度からは、女性会員がその任に当たり、現在まで続いております。現在会長は第7代となります。平成21年に目白研心中学校・高等学校と名称を変更し、男女共学になりました。将来は再び、男性会長が誕生することを願っております。
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初代会長 阿久津義廣 (昭和32年~39年) 第2代会長 亀山豊房 (昭和39年~41年) 第3代会長 土屋トシ子(昭和41年~52年) 第4代会長 鹿内廣子 (昭和52年~57年) 第5代会長 土屋トシ子(昭和57年~平成6年) 第6代会長 田中金子 (平成6年~令和元年) 第7代会長 稲葉典恵 (令和元年~)
同窓会の活動会員名簿の作成は、当初は手書きのガリ版で苦心して作られていたようです。会報が創刊されたのは、昭和38年でした。用紙はわら半紙、B5判の活版印刷の会報でした。創立者 佐藤重遠先生の「同窓会報の発行を祝して」という、今では大変貴重な挨拶文が掲載されています。
また、当時の会報を読み返してみますと、「会員の近況報告ならびに苦情」という今では発想しがたいコーナーがありました。さらには、会報を発行するのに会費が少なく、「会報の存続なるか?」という見出しとともに、当時23歳の会計補佐の方が、「諸物価の高騰により会報発行が不可能になっていくので、何か良いお知恵はございませんか」と会報で嘆願されたことも注目されます。当時は本当に大変な時代でした。その後生徒数も増え、同窓会総会の度に会報を発行することができるようになりました。
しかし、平成になると生徒数が激減し、財政難になり、会報発行を3、4年に一度に変えたこともありました。総会も学校で開催するようになりました。それでも、総会と懇親会は毎年続けておりました。桐陽祭には長年バザー、かき氷やわたあめなどの販売で参加を続けておりました。
令和に入り、新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の危機に直面し、以前のように総会や懇親会が開催できなくなりました。また、桐陽祭にも参加できなくなりました。他にも、個人情報保護法により、会則に特別会員として会員となっていた教職員の情報を同窓会が得ることが難しくなり、会員の括りから教職員を外し、卒業生のみとした会則に改定しました。
様々な困難の中での令和のスタートではありましたが、総会を紙上総会に変更し、可能な限り会報を毎年発行しようと努力しております。同窓会では、学園の周年記念事業への協賛や寄付金の贈呈を行ってきました。最近では、令和2年7月に新型コロナ支援金を目白大学同窓会、目白大学短期大学部校友会と共に、学園に贈呈させていただきました。
令和5年、2023年、目白学園は100周年を迎えました。100周年は一度しかない記念すべき年であることから、同窓会として目白大学同窓会、目白大学短期大学部校友会とともに、それぞれ 500万円という過去最高の寄付をさせていただきました。
また、ホームページも令和元年より開設いたしました。同窓会のお知らせや住所変更、校歌等、さらには令和2年度よりホームページ内でも会報がご覧いただけるようになりました。
学園創立100 周年という大きな節目を迎えた今、目白研心中学校・高等学校のさらなる発展と、同窓会がこれからも会員の皆様と母校を繋ぐ架け橋となることを、心より願っております。