目白大学短期大学部「校友会」創設60周年 おめでとうございます!
10月20日(日)11時より 目白大学短期大学部「校友会」創設60周年記念行事として、井上みほ子氏の講演会が開催され、短期大学の卒業生でもある中高同窓会会長が参加しました。
記念講演会:
瑞雲社代表 井上みほ子氏
「絵本が育てるこどもの心」
~絵本の作り手、伝え手として~
目白大学短期大学部は目白学園女子短期大学が前身であり、1963年に「英語英文科」が創設され、翌年に「国語国文化」と「生活科学科」が増設されました。
その後、様々な改組を経て、現在は「ビジネス社会学科」「製菓学科」「歯科衛生学科」の3学科で構成されています。
(詳細はこちら)
短期大学部へは目白学園の中学校・高等学校から最も多くの生徒が進学した学校であり、たくさんの中高同窓生が「校友会」の会員でもあります。
中高同窓会からはお祝いの気持ちを込めまして、記念講演会に目白大学同窓会とご一緒に、生花スタンドを贈らせていただきました。
当日は桐和祭が開催されており、両同窓会の生花スタンドを会場の入り口に飾ってくださいました。並べられたお花は大変華やかでした。
記念講演会は大変素晴らしい内容でした。
子供の頃からたくさんの本に囲まれた環境で育ったという、井上氏。
絵本好きで3人のお子さんをもつ普通の主婦が、絵本の出版社を設立したご主人から会社を引き継ぎ、絵本を作る人生に。そのような宝の人生の始まりは、なんと50歳からだったそうです。
講演では様々な絵本の読み聞かせを通じて、いくつもの大切なことを教えていただきました。
- 絵本は 少しの言葉でたくさんの思いを伝えることができる、素晴らしいものであること。
- 絵本一冊で「平和を語ること」「次に何が起こるかを想像すること」「作り手のメッセージを伝えること」ができること。
- 一冊の本は愛情や幸せを与える確かなメッセージを残してくれ、家庭を支えてくれること。
とのお話に触れ、瑞雲舎の本の題名にもあります通り、まさしく『絵本はこころの処方箋』であると感じました。
また、井上みほ子さんの読み聞かせは本当に素敵な優しい声をされており、ストーリーに引き込まれていきました。
講演の最後は「しあわせになあれ」という絵本をご紹介いただきました。
弓削田健介さんの詞「しあわせになあれ」の合唱曲に、松成真理子さんの心温まる素敵な絵が、スクリーン いっぱいに映し出されました。
『名前は両親からの最初のプレゼント。 あなたのことを私はいつも思っています。』という愛情のこもった メッセージに会場全体が感動の渦に巻き込まれていました。
1時間半という時間を忘れてしまうほど、心に響くものでした。
素晴らしいご講演をありがとうございました。
あらためまして、目白大学短期大学部「校友会」創設60周年、おめでとうございます!
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講演会場に飾られたお祝いの生花スタンド(大学同窓会、中高同窓会) -
講師井上みほ子氏が代表を務める瑞雲舎の絵本 -
記念講演会の開催日は桐和祭でした