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中学1年生 理科巡検

10月18日(金)、中学1年生は埼玉県秩父・長瀞方面へ理科巡検に行ってまいりました。古生代や中生代に南の海で堆積した地層が見られるこの地は、「地球の窓」とよばれ、地球の歴史を学ぶ好適地です。当日の朝はあいにくの雨。バスで移動する車内で理科の教員が、地球の歴史と地層のでき方などについて講義をするうちに埼玉県立自然の博物館に到着。この日の長瀞は悪天候で、岩畳散策の予定を変更して館内で岩石の同定実習を行いました。実際の石の名前を当てる実習は思いのほか難しく、学芸員の先生から直接のご指導を受けながら理解を深めることができました。博物館内では、サメの歯の化石や復元模型、謎の珍獣パレオパラドキシアの骨格標本に見入り、博物館クイズを解く姿が見られました。次の見学地の取方の大露頭では、ダイナミックに単斜構造や褶曲が見られる地層を見学。続いて橋立の鍾乳洞では、縦穴型の鍾乳洞のなかを見学しました。洞内では、「弘法の後ろ姿」や「下り龍の頭」と名付けられた洞窟生成物を見つけたり、急な梯子段を注意深く登ったりしながら、石灰岩が雨水に溶けた自然の不思議を味わい、元気に楽しく巡 検を行うことができました。