学校長メッセージ

学校長 松下秀房
学校長 松下秀房

 目白研心中学校・高等学校は、1923(大正12)年に目白台と呼ばれる新宿の高台に、佐藤重遠先生によって創立された研心学園を前身としており、本年で創立99年になります。建学の精神は「主・師・親」です。「主」は社会に対する貢献を、「師」は師と共にひたむきに学ぶ姿勢を、「親」は自分を支えてくれる人々への感謝を表しています。この理念を達成するために、校訓として「誠実・敬愛・感謝」を掲げて、知識の習得に偏ることなく、心身の発達と鍛錬を目指した教育を実践してきました。

 第4次中期目標・中期計画では、3本柱を①建学の精神である「主・師・親」を現代の視点で解釈して「主」は自主性、「師」は表現力・発信力、「親」は協働する力・多様性への寛容として教育活動に活かす、②時代に対応した教育力の向上を図る、③グローバル化の進む社会で活躍できる資質を養うとして、今後5年間に予想される中等教育の変化に積極的に挑戦していくこととしました。

 中高の教育活動は「教えること×育てること」と表せると考えます。「教える」活動は、ICTの発達によりAIやオンライン授業によって代替も可能ですが、「育てる」活動は教師と生徒の対面による営みでのみ可能となります。本校では、創立時より「育てて送り出す」ことをモットーに教育実践しています。コロナ禍においても本校の教育の原点を大切にして、知識の獲得ばかりだけでなく、発達段階に応じた心の才能の育成に努めています。

 本年もコロナとともに歩む生活は続きますが、本校は「学びを止めない」という考えのもと、創意工夫を重ねて生徒一人ひとりの成長を支援していきます。本校を卒業した一人ひとりが、将来自分の人生を振り返るとき、豊かに生きている原動力は、目白研心で過ごした6年間、3年間にあったと思われるように、充実した施設・設備、快適な生活環境を用意して、親身で熱心な教職員が一体となって指導していきます。
 保護者の皆様、受験生の皆さん、このキャンパスで私たちと共に、皆さんの未来をつくっていきましょう。