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中学1年生 理科巡検

10月17日(金)、中学1年生は埼玉県の秩父・長瀞方面へ理科巡検に出かけました。
この地域では、古生代や中生代に南の海で堆積した地層が見られ、「地球の窓」とも呼ばれることから、地球の歴史を学ぶのに最適な場所です。
バスの車内では、理科の教員による地球の歴史や地層の成り立ちについての講義を受けながら、長瀞へと向かいました。
長瀞駅に到着後は、学芸員の方の解説を聞きながら岩畳を散策し、ポットホールや結晶片岩の成り立ちについて学びました。
その後、埼玉県立自然の博物館に移動し、館内を見学する班と河原で岩石鑑定を行う班に分かれて活動しました。
河原での岩石鑑定は想像以上に難しかったようですが、学芸員の先生から直接ご指導をいただき、理解を深めることができました。
博物館内では、サメの歯の化石や復元模型、謎の珍獣「パレオパラドキシア」の骨格標本に見入る姿や、博物館クイズに挑戦する様子が見られました。
次に訪れた取方の大露頭では、単斜構造や褶曲がダイナミックに見られる地層の下で昼食をとりました。
最後に訪れた橋立の鍾乳洞では、縦穴型の鍾乳洞を見学しました。洞窟内の急な梯子段を注意深く登りながら、石灰岩が雨水に溶けてできた自然の不思議を体感し、元気に楽しく巡検を終えることができました。