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芸術鑑賞会

11月12日(水)練馬文化センターにおきまして芸術鑑賞会を開催しました。今年は「狂言」。和泉流野村万蔵家の「萬狂言」を鑑賞しました。
狂言の見方、見どころ、ルールの解説といった「狂言レクチャー」から始まり、続いて袴狂言「盆山」をみました。袴狂言は面や装束をつけずに紋付袴姿で演じます。
そして、生徒・先生も参加しての「狂言体験コーナー」。舞台上の生徒・先生の発声やしぐさに会場は笑いに包まれました。
その後は囃子の解説と素囃子演奏。素囃子演奏は唄の入らない演奏のみで行われます。
最後に狂言「梟山伏」を鑑賞しました。とある兄弟の弟が、山から帰ってくるとどうも様子がおかしい。どうやら『物の怪』に取り憑かれたようだと考えた兄は、山伏のもとを訪ねて、弟を診てもらいます。すると弟は梟のような鳴き声をあげ始め、そのうち兄も鳴き始め、しまいには山伏までも取り憑かれてしまい・・・というものでした。穏やかながら明るく華やいだ舞台、600年の歴史の中で洗練された「笑いの芸術」を十分に堪能しました。

  • 狂言の見方、見どころ、ルールの解説「狂言レクチャー」
  • 狂言体験の一コマ 代表の生徒と先生が舞台にあがりました 足元は白足袋です
  • 狂言体験の一コマ 狂言の発声は腹から声を出すことが基本
  • 囃子の解説と素囃子演奏
  • 「梟山伏」の一場面
  • 感謝の花束贈呈