スリランカより「すらら」の算数指導者3名がご来校されました
本校では、中学校の数学において週1時間を「すららネット」を利用したe-learningによる演習の時間に充てています。この日本で開発された「すららネット」は、スリランカ、インドネシア、インド、フィリピンでも導入され、ICTを活用した先進的な教育スタイルとして海外でも注目されています。この度、6月18日(火)に、スリランカで「すらら」を使って算数指導を行う3名の先生方がご来校され、中学3年1組の授業を見学されました。
「すららネット」による学習では、生徒一人ひとりがPCを使って自分の学習到達度に合わせた問題を解くことができます。また担当教師は各生徒の進捗状況や苦手分野の分析などを、詳細なデータをもとに把握できます。ご来校された3名の先生方はいずれも小学生に「Surala Ninja!」のコンテンツを用いて算数の指導をしていらっしゃるそうですが、当日は授業見学にとどまらず、データの活用方法や問題の与え方、さらには解答に至るプロセスをどう残していくかなど、本校の数学教員とお互いのやり方について、情報交換を活発に行いました。また、日本の学校のPC環境や教室の様子にも、強い関心を持たれていました。
本校での活用事例が、スリランカにおける今後の展開に少しでもご参考になれば幸いです。