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高1SECフィールドラーニング

6/20(金)に高校1年のSECのフィールドラーニング(校外学習)を実施しました。今回は「世界事情」の授業の一環として、上智大学が主催する「国連IOM ロヒンギャ文化記憶センター ワールドツアー」の展示を見学しました。
展示の見学にあたり、授業内でミャンマーのロヒンギャの難民問題についての背景や現状、難民たちの文化芸術品を保護する「ロヒンギャ文化記憶センター」の活動について事前に学習し、難民キャンプで暮らす人々が文化の力によって希望を見出すことをめざした国連IOMの取り組みに触れました。
ロヒンギャの人々の作品を実際に見学することで、文化の継承についての重要さを体験し、国際的な人権問題についての学びにつながることができればと思います。

生徒たちの感想
「ロヒンギャはいろいろな問題を抱えていることを授業で学びましたが、作品からは楽しく支えあって生活しているような印象を受けました。より理解を深め、自分にできることを考えるきっかけとなりました。」
「作品を実際に見て、大きさにびっくりしました。模様も人々の暮らしについて描かれていて、高床の家など温帯の特徴が感じられました。」
「文化や暮らしを記録するだけでなく、ロヒンギャの人々の心のケアも行っていると知り、絵画や刺繍などの制作を通じて、精神的な回復や自己肯定感を促進させていることにも興味を持ちました。今までロヒンギャについて聞いたことがありませんでしたが、今回の課外活動を通じて知ることができました。」