新着情報 - 学習・進路

国立音楽大学大学院 特別授業

2月8日(木)と15日(木)、中学1年生と3年生の音楽の授業内にて国立音楽大学大学院生による特別授業が開催されました。これは、「ティーチングアーティスト」と呼ばれる、プロの演奏家が演奏を通して音楽教育を展開していく欧米を中心とした取り組みで、今回、国立音楽大学・久保田慶一教授のもと、声楽やピアノを日々研鑽されている大学院生の皆さんによって行われました。

オペラや日本歌曲の魅力について、卓越した演奏技術とともにゲームや生徒自身が体験するアクティビティ等を通して楽しく教えて頂きました。国立音楽大学大学院生の皆さんの素晴らしい歌声、演奏に圧倒され、目を輝かせて授業に集中する生徒たちの姿が印象的でした。生徒たちの感想の一部をご紹介いたします。


【中3「オペラを体験してみよう」 生徒の感想】

私は授業で見た映像でしかオペラを見たことがありませんでした。今回、実際にオペラを見て、無言で演技をしただけでもそれがどういう場面で、登場人物がどういう気持ちなのか伝わってきてすごいなと思いました。同じ演技に歌や音楽を付けるだけで、雰囲気も伝わり方も違って、全身から表現している所がすごかったです。なかでも「嬉しい」や「悔しい」など同じ感情でも動きの大きさや立ち振る舞いによって若い人なのか年上なのかなどが全然違って見えたことにびっくりしました。今日オペラについて学んで、思っていたよりも面白くて興味が湧いたので実際に見てみたいなと思いました。

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【中1「『からたちの花』を通して山田耕筰の少年時代を知ろう」 生徒の感想】

・声の大きさ、口の開け方、歌い方などを学ぶことができました。歌詞の意味を考えて歌うとさらに気持ちがこもったような歌い方ができました。この授業を通して次の授業から活かしていきたいと思いました。

・歌ではいろいろな表現の方法があるのだなと思いました。これからもたくさん勉強して、いろいろな歌い方ができるように頑張ります! あと、先生方の歌声がものすごく綺麗でホール全体に響き渡っていて、しあわせな気持ちになりました!今回は来てくださり、本当にありがとうございました!!

・国立音楽大学大学院のみなさんの歌を聴いて、私たちとは比べものにならないくらい声量があり、歌唱力も高くて「すごい」の一言では表せないような気持ちになりました。山田耕筰さんのことについてもよりくわしく学ぶことができました。

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