高1キャリア講演会
9月24日（水）の総合的な探究の時間に、工芸作家の福田亨さんと、漫画家の浅山わかびさんをお招きして、キャリア講演会を実施しました。
お二方からはそれぞれの職業を志した経緯や作品の制作環境、生計の立て方、進路を考える時の悩みなどを、質疑応答形式で伺いました。
福田さんは自分の技術で何ができるのか、やりたいことを本気で突き詰めていったことが今に繋がっていること、大学などでやれることは全部吸い取るつもりで臨むのが大切であることなどをお話しくださいました。
浅山さんは強い意志を持って主体的に全力で生きることが夢に繋がること、一番やりたいことをできるように、別の道も考えて第二の刃を持っておくのが大事であることなどをお話しくださいました。
生徒からはメンタルを維持する方法といった質問だけでなく、アイデアの出し方やデザイン力の付け方といった芸術系の職業ならではの質問も出て、滅多に知ることのできない仕事について知ろうとする様子が見られました。
やるべきことをきっちりやり、その上で好きなことややりたいことを貫いてきたお二方の姿に、生徒たちは感銘を受けたようです。
「自分の道を進めていて格好良かった」「自分の好きなことや興味のあることをもっと深く知りたい」「目的や目標を持つことの大事さを学んだ」などの感想が寄せられました。
生徒たちには自分と向き合って、将来の道をどうするのか考える時間を、今一度作ってほしいと思います。