建学の精神
建学の精神
本学園創立者、佐藤重遠先生が永年座右の銘とされていた「主・師・親」を建学の精神とし、今に引き継がれています。
校訓
「主・師・親」と「誠実・敬愛・感謝」をつなぐ
「主」とは、良識ある日本人として国を愛し、国家・社会への誠実な成員としての責任感と連帯意識を養い、公共奉仕の念を培い、やがて国際社会に生きる日本の力強い担い手に成長することを表している。「師」とは、自己を真理へと導いてくれる人に対して敬愛の念を持って接し、常に謙虚にものごとを学ぶ態度を養うことを示している。
「親」とは、人が互いに慈しみ育む場である家庭を大切にし、家族愛、人間愛の尊さを理解し、感謝することを意味している。
教育目標
建学の精神(主・師・親)の現代的敷えん化
- 明るく、心身共に健康な生徒を育てる。
- 人に信頼される、誠実な生徒を育てる。
- 人を支える優しさとたくましさを持つ生徒を育てる。
- 様々な変化に、主体的かつ適切に対応できる生徒を育てる。
- 健全な社会常識を身につけ、規則や公共の秩序を尊重する生徒を育てる。
- 自分を育んでくれた人に感謝し、自分を導き高めてくれた人を敬愛する生徒を育てる。
- たゆみなく勉学に励む生徒を育てる。
- 目標を途中であきらめないで、最後までやり抜く生徒を育てる。
- 国や社会を愛し、これに貢献する生徒を育てる。
- 自国の文化に通じ、国際社会で活躍できる生徒を育てる。
真のグローバル人材育成を目指して
学校長メッセージで掲げた、グローバル人材に必要な4つの要素。それぞれの要素は、本校が育てたい3つの力 ― ①コミュニケーション力 ②問題発見・解決力 ③自己肯定力 ― の育成と複合的につながり、培われていきます。
1.コミュニケーション力
相手の話に耳を傾け共感する力。自分の考えを話したり書いたりする力。いろんな人の意見を調整する力。これらの力を身につけることでコミュニケーションを円滑に行うことができます。特に海外の方とコミュニケーションを取る場合は異文化を受容した上で自分の主張を述べ、調整することが必要です。 目白研心では論理的に説明できる「表現技術」(中1~3)や「スピーチ指導」(中1~高2)、英語でのスピーチ指導(中1~高2)、英語でのコミュニケーション実践の場として中3カナダ修学旅行・高2台湾修学旅行等を通してコミュニケーション力を身につけます。
2.問題発見・解決力
与えられた仕事をただこなすのではなく、情報を収集・分析して問題を発見し、解決する力が今求められています。 目白研心では学習において問題発見・解決力を身につけるため「セルフマネージメントノート」を導入しました。日々の学習を記録し、自分で気づき、目標計画を立て実行する。そしてまた振り返る。このサイクルを経験することで問題点を人に指摘されることなく発見する経験ができること、目標に基づいて行動した時の達成感が味わえること等様々な気づきが得られます。社会人による「キャリア講演会」も問題発見・解決力を身につける後押しをします。
3.自己肯定力
困難なことに立ち向かう時、「自分ならできる」という自信を持っていることがとても重要になります。しかし、この自信は自分の力だけでつくものではなく、人からの評価によって身につくものです。つまり、褒められたり、認められたりという経験が自信をつけ、自己肯定力を高めることにつながると目白研心は考えます。そこで、中学のうちは「二人担任制」をとり、褒めるタイミングを見逃しません。また、全員がクラブに加入していることや運動会・合唱コンクール・文化祭等の行事で達成感を積み重ね積極的にチャレンジできる自己肯定力を育てます。