中学合唱発表会
「結(ゆい)&笑(えみ) ~歌で人と人とを結び、笑顔あふれる合唱発表会に~」
11月26日(土)、本校・研心館ホールにて第48回中学合唱発表会を開催いたしました。
本校の合唱発表会では生徒作詞・作曲の合唱曲を課題曲として取り上げます。今年は中学3-1遠藤桃子さんが書いた詩「時間(とき)」に、中学3-3金田涼杜君がメロディーを付けました。それを作曲家である酒主明希音先生に合唱曲としてご編曲頂きました。遠藤さんが中学三年間で得たたくさんの思い出を綴った歌詞を読み、金田君はサビの部分にて、まるで階段を一段一段ゆっくりと上がっていくかのように、音を一音一音上げています。これは中学3年間の時間の変化と成長を表したものだそうで、見事な発想でした。
本番にて、中1は初々しさ溢れる素直で元気いっぱいの演奏を、中2は各クラス一体となる表現を披露しました。
合唱は調和(ハーモニー)を基調とする芸術です。友達、クラス、学年の調和...歌声に全てが現れます。中学3年生の演奏は、これまでの中学校生活での彼らの成長を存分に表した立派な演奏でした。学年が上がるにつれ、ipadで録画して演奏の修正を重ねたり、歌詞の意味を考えた表現を考えるなど、練習の工夫を講じながら細部にまでこだわって励んでおりました。保護者の皆様からのご感想では「どのクラスも素晴らしかった」とのお声が多く寄せられました。聴いてくださる皆様に感動して頂けるほどの演奏を披露した生徒たちの努力に、心から大きな拍手を送りたいと思います。
実行委員会で話し合った結果生み出された「結(ゆい)&笑(えみ)」というスローガンの通り、生徒、教員、聴いてくださる保護者の皆様が「歌」を通して1つになった笑顔あふれる合唱発表会となりました。