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高1音楽選択「My Favorite Music」

第6波の影響で再び歌唱や器楽の活動に大きな制限が生じた3学期、高1音楽選択にて、「My Favorite Music」と題し、自分の好きなアーティストや曲、作曲家やジャンルについて1つ選び、3分間でプレゼンテーションを行なう活動を行いました。

生徒は、その曲の(またはそのアーティストや作曲家の)何が好きなのか、何を魅力的だと思うのかが相手に伝わるプレゼン作りを心がけ、YouTubeやApple musicなどから必ず音源や動画を流し、制限時間内で工夫ある発表を行なうことができていました。またオンライン授業期間中には、Zoomでも円滑に発表をすることができていました。

不思議だったのは、100名近くの生徒間で、発表する曲やアーティストがほとんど被らなかったことです。生徒は、それだけ世の中には沢山の価値観のもと、多様な音楽が存在することに気づいたようでした。またこのことから、互いの好きな音楽を尊重する姿勢も見受けられました。授業後には、自分が好きなアーティストに触れていた他クラスのまだ話したことのない生徒に声をかけ、新たなコミュニケーションが生まれる場面もあったようです。

発表後、生徒からは、「ほとんどが知らないアーティストについての発表だったので、様々なジャンルに触れることができ、新たな発見だった」「知らない曲や聴いたことのないジャンルの曲が聴けて楽しかった」「また聴いてみたいなと思う曲が見つかったので嬉しかった」「知らないアーティストの曲を知れて面白かったし、好きな音楽は人それぞれなんだと感じました」「音楽への価値観が変わり、さらに音楽が好きになりました」といった感想が寄せられました。また学年末に実施した授業アンケートでは、2学期に行なったウクレレ演奏に次いで、半数以上の生徒が楽しかった活動の1つにこの活動を挙げていました。

  • オンライン期間中はzoomで発表
  • 多くの生徒がiPadのKey noteというアプリを使ってプレゼンを作成しました
  • 説明だけではなく、一人一人が音源や動画を添えて発表しました
  • 人間には歌えないほど速いスピードで歌うボーカロイド音楽についての発表