進路指導

進路指導

どの職業についても輝く人になるために

3つの力

目白研心の進路指導は単に大学入試だけを視野に入れているわけではありません。将来社会に出た時に生き生きと仕事をしている人であってほしい。問題を発見して実行する人であってほしい。積極的に周囲と関わり自分に自信を持って仕事をしている人であってほしい。そんな思いからコミュニケーション力、問題発見・解決力、自己肯定力を育てていくことが一番の進路指導だと考えます。


1 コミュニケーション力

<日本語コミュニケーション力>

スピーチ(ショートホームルーム)
進路指導

中1は「私を語る」中2は「日本を語る」中3は「日本と世界を語る」というテーマで朝のホームルームの時間を利用して1~3分間のスピーチを実施します。


<英語コミュニケーション力>

英語スピーチコンテスト
進路指導

中1は「About Me」中2は「My Dream」中3は「Saying Thank You」というタイトルで生徒全員がスピーチを実施します。内容を自分で考え、英文を作成し暗唱します。指導はネイティブ教員が中心に英語科の教員全員が関わります。


2 問題解決・発見力

セルフマネジメントノート(振り返りノート)

進路指導

日々の学習を記録し、振り返る。自分で問題点に気づき、目標計画を立て実行する。このサイクルを経験することで問題点を人に指摘されることなく発見する経験ができ、目標に基づいて行動した時の達成感が味わえるなど様々な気づきが得られます。


キャリアデザイン

進路指導

高3時に「深く知りたいこと、研究したいこと」を明確に持っていることを目標とし、中学生のうちは科目の楽しさや魅力を知ったり、科目と仕事のつながりを知ったりする機会を設けています。学期1回実施するキャリア講演会がこれにあたります。


情報収集・分析

情報を自ら収集し分析することは問題発見・解決においては重要と考えます。中1理科巡検(長瀞にて地層や岩石の観察)中2社会科巡検(古都鎌倉を調べて訪ねる)中3カナダ修学旅行を通してこれらの力を養います。

 

中1 理科巡検
進路指導

理科学習の一環として、埼玉県秩父・長瀞に理科巡検に行きます。埼玉県立自然博物館の主事の方にご説明いただきながら長瀞の川沿いを歩いたり、埼玉県立自然博物館を訪れたりします。また、川原にて地層のようすを見学してスケッチし、最後に橋立鍾乳洞内を周ります。自分の目や耳で集めた情報を整理してレポートを作成します。

 

中2 社会科巡検
進路指導

中学2年生は社会科巡検として古都・鎌倉へ行きます。社会科の教員から、「瑞鹿山円覚寺」をはじめとする寺社について説明を受けます。事前に調べ、実際に見て、聞いてさらに情報を整理してレポートを完成させます。

 

中3 カナダとの文化比較
進路指導

中学3年生はカナダ修学旅行の事前・事後活動としてカナダと日本の文化比較を行い、自分なりの意見をまとめ文化祭で発表しています。たとえばゴミ処理の仕方を比較したり、道路標識を比較したりと様々です。


3 自己肯定力

進路指導

困難なことに立ち向かう時、「自分ならできる」という自信を持っていることがとても重要になります。しかし、この自信は自分の力だけでつくものではなく、人からの評価によって身につくものです。つまり、褒められたり、認められたりという経験が自信をつけ、自己肯定力を高めることにつながると目白研心は考えます。そこで、中学1・2年次は「二人担任制」をとり、褒めるタイミングを見逃しません。また、全員がクラブに加入していることや運動会・合唱発表会・文化祭の多彩な行事で達成感を積み重ね、積極的にチャレンジできる自己肯定力を育てます。