グローバルサイエンスコース(GSC)

世界水準のグローバル教育と
データサイエンスを活かした理数探究を究め
この地球の未来を切り拓く人へ
現在、中等教育に求められている教育内容やそれを取り巻く状況は大きく変化しています。科学技術系の人材を育てることが、国際的な競争力につながるという考えのもと、理数系に注目が集まり近年その志望者は増加傾向です。そういった社会ニーズに応え、目白研心においても理数系人材の育成に力を入れていくことを志しました。目白研心では従来よりグローバル人材の育成に尽力し、中でも英語教育にはたいへん定評があります。このような環境を最大限活用して英語力やコミュニケーション能力を伸ばしつつ、海外での活躍を視野に入れたグローバルな理数系人材の育成を目指していきたいと考えています。そのグローバルサイエンスを体現するようなフィールドワークや修学旅行、外部講師の招へいなどを予定しています。それだけではなく、これからの社会に必要とされる情報活用能力の習得や実践的データサイエンスを学ぶ機会も多数用意しています。
2026年度からスタートする、このグローバルサイエンスコースであなたの夢を実現してください。

POINT 01 サイエンスリサーチプログラム
グローバルな視点で理数探究を究める!
多言語国家であるシンガポールの現状について調査・研究し、事前学習・研修旅行・事後学習を通じて体験的に学びながら、専門分野の研究を深めていく探究型海外研修です。プロジェクトを進める中で出会う人たちとのセッションやヒアリング、フィードバックを通じ社会にインパクトを与える企画を作っていきます。
体験的に学ぶ研修旅行
シンガポール大学をはじめとする理数系学問探究を進める大学を訪問。最先端研究に触れます。さらに現地の高校生、大学生と交流し、将来の学問研究のモチベーションを高めます。

マレーシアで学ぶ
理工系の大学を訪問するとともに、フォレスト・シティへのフィールドワークを通して環境未来都市を学びます。

シンガポールで学ぶ
起業家による講演会や理工系の大学に通う大学生や現地高校生との交流を通して、シンガポールの最先端研究に触れます。

From Teacher
「グローバルサイエンスコースで広い視野と探究心を身につけてほしい」 数学科(教頭) 斎藤正巳先生

目白研心のグローバルサイエンスコースはグローバルに活躍できる理数系人材の育成を目指しています。理数系科目だけではなく英語力やコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力の向上にも力を入れているのが特徴です。また、サイエンスリサーチプログラム(高2修学旅行)は都市計画(街づくり)をメインテーマにした体験的に学ぶプログラムです。このプログラムで得た知識や経験は皆さんの今後の学習の糧となるはずです。
POINT 02 理数探究×データサイエンス学習
データサイエンスを活かした探究活動
データが社会の中心となった現代では、身近なデータを活用して新しい知識を創造する探究力が求められています。グローバルサイエンスコースでは、データサイエンス(数学・統計学・情報学)と組み合わせた理数探究活動を通じて、これからの時代を生き抜く力と、新たな価値を生み出す力をつけていきます。
理数探究 学びのフロー

データサイエンスとは
データから価値ある情報を発見し、課題を解決する方法を導き出していく学問です。ITが浸透してデジタル技術で社会や生活の形を変えるDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されるようになった現代では、社会のデジタルサイエンスへの期待が高まっています。また、ビッグデータ、AIの活用方法としてもデータサイエンスは大きく注目されています。グローバルサイエンスコースでは、数学や理科、情報の授業を通して、統計学やプログラミングといったデータサイエンスの活用方法を学びます。そして、身近な問題の解決を実践することで理数科目本来の面白さの発見につなげていきます。

From Teacher
「理数探究を深めるデータサイエンスの学び」 情報科 中川知紀先生

理数探究は自ら課題を設定して、調査研究やフィールドワークなどを通して学んでいく実践的なプログラムです。そして同時にデータサイエンスを学ぶことによってこのプログラムがより深みを増してくるものだと思います。一人ひとりがタブレット端末を駆使して課題研究に当たり、「数学」や「理科」「情報」の授業を通してデータサイエンスを学んでいきます。「情報」の授業では「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」に加えて3年次には「情報演習」という授業もあり、皆さんのICT能力の向上にたいへん役立つことと思います。
POINT 03 グローバル・英語教育
英語に「強い」理数系を目指して
週7英語!そのうち2回はネイティブ教員による少人数指導
高1の英語は、日本人教員による週3時間の「英語コミュニケーション」、2時間の「論理表現」に加えて、ネイティブ教員による「Speaking/Writing」が週2時間あります。合計7時間の授業でアウトプットする機会を増やし、4技能をバランスよく育みます。


万全の「英検」対策サポート
高1で準2級を取得した後、高3までに準1級以上の取得を目指し、大学受験に備えます。

MVP Measurement of Vocabulary Progress 英単語テスト
入学後は、単語を聴いて、書いて覚える「キクタンBasic4000」という教材を使用し、年間5回英単語テストを行います。

「英語コミュニケーション力」
朝テストとMVPで培った語彙力で「自己表現力」と「他者理解力」を育みます。

English News!
大学入試に必要な英語の語彙数が大幅増!
2022年4月、高校で新しい学習指導要領による授業がはじまって、大学入試で必要な英語の語彙数が3000語から5000語に増えました。
英検などの外部検定試験にどんどんチャレンジしよう!
英検のスコアで受験できる大学が増えています。英検2級や準1級に合格すれば、入試の得点が加点されたり、個別試験の「英語」が免除されるという大学も少なくありません。
From Teacher
「理数系の可能性を広げる目白研心の英語学習」 英語科 小泉淳子先生

目白研心では従来より英語教育には定評があり、生徒は英語力を生かして進路を切り拓いてきました。英語の得意な生徒だけではなく、これから英語力を身につけたいと考えて入学してくる生徒が多いのが特徴です。このグローバルサイエンスコースでは、理数系科目に加えて英語力をつけることにより可能性がより一層広がることになると思います。また、目白研心には「グローバル教育部」という留学や海外交流などを担当する部門があり、皆さんのグローバルな活躍をサポートします。