留学レポート - 日本→海外留学

2025年度高3 SECターム留学 帰国後レポート ~第3回 高校3年9組 Y. S.~

自然と共に過ごした3ヶ月

1. ニュージーランドでの日常
ニュージーランドでの留学中、最も驚いた瞬間は、部屋にコオロギが入ってきたことでした。これは私にとって二度目の留学でしたが、最初の留学先はアジアだったため、その際はあまり文化の違いを感じることはありませんでした。しかし日本では家の中に虫が飛んでいるのをあまり見たことがなく、その点で大きな驚きがありました。

留学の最初の1ヶ月は慣れないことも多かったですが、地元の友人たちと過ごし、ショッピングモールに行ったり新しい場所を探索したりする中で、とても充実した時間を過ごしました。日本のようにお風呂に入らないことが大きな文化的な違いで、特に温かいお湯に浸かることが恋しく感じました。しかし、時間が経つにつれてその生活スタイルにも慣れ、次第に快適に感じるようになりました。

あっという間に2ヶ月が過ぎましたが、最終的な数週間は、日本から来た交換留学生たちが次々に帰国を始めたこともあり、時間が長く感じられました。振り返ってみると、私は次第にホームシックを感じるようになり、それが時間を遅く感じさせたのだと思います。帰国日が近づくにつれて、友達と別れることへの寂しさと、日本に帰ることへの期待が入り混じった複雑な気持ちを抱きました。

この留学経験を通じて、ニュージーランドの美しい自然、独特な教育システム、そして国際的な友人たちとの絆について多くのことを学びました。留学の意味を常に考え、時間を最大限に活用できたことを誇りに思っています。もし今後留学を考えている人にアドバイスをするとすれば、「自分の目的をしっかりと持ち、柔軟な心で臨めば、すべてはうまくいく」ということです。

この貴重な機会を与えてくれた両親と、ニュージーランドで出会った素晴らしい人々に深く感謝しています。

2. NZでのSDGsに関する取り組み
ニュージーランドではSDGsへの取り組みが進んでいることを実感しました。特に「陸の豊かさを守ろう」という課題が解決に向かっていると日々感じました。そして植樹ボランティアに数回参加したのですが、その際、現地の人々は自然との共生を大切にし、森林の再生に積極的に取り組んでいることを体験を通して学びました。このような活動は、SDGsゴール15「陸の豊かさも守ろう」の実現に直接貢献するものです。日本でも積極的に植樹ボランティアに取り組んでいけたらいいなと感じました。